Trekking 写真 '22  to 亀戸天神社


 3月10日  亀戸天神梅まつり
 4月24日  負釣山
 5月15日  負釣山
 5月24日  山形羽黒山五重塔
 6月21日  砺波千光寺
 8月02日  国宝八角三重塔
 9月04日  富山県美術館
 9月29日  日光東照宮五重塔
 10月12日  奈良国宝五重塔
   
    


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  亀戸天神梅まつり

今年は何年振りかで梅を見に亀戸天神に出かけました。
境内は梅が満開でした。
都内ではもう1か所有名な湯島天神がありますが、スケール、梅の種類の多さでは断然亀戸天神です。
平日なので参拝者は圧倒的にシニア多い。


社殿に向かって右側が桃色梅、左側が白梅である。
天神社だから当然菅原道真が祀られている。道真の末裔が創建し、江戸時代に4代将軍家綱が江戸の鎮守として社地を寄進し、現在に至るとある。
確か6月の藤祭りも非常に綺麗である。


枝垂梅やいなかでは見たことのない梅が沢山ある。
桜好きにも是非お勧めしたい場所である。
いろんな種類の梅の由来も調べればきっと解るだろう。




  負釣山

昨年に続き4月下旬に負釣山に登ったら、偶然同じ日付だった。
元同僚の河村と一緒に登ったが、お互いシニアのために予想外の時間がかかた。
登山口出発10時10分、途中2合目、4合目、7合目で約5分ずつ休息をしながら登り、頂上着12時30分だった。
写真は高岡の近藤さんお姉様方です。


頂上は薄曇りだったが、黒部扇状地が良く見えた。
我が家も見えそうである。
恒例のラーメンを作って食べ、周囲の山の名称を頂上の案内盤を見ながら確認した。
僧ヶ岳、駒ケ岳、毛勝、剣岳、双峰の鹿島槍ヶ岳も見えた。
写真はトレーニング中の本日2回目の頂上の魚津の角川さんです。




今年2回目の負釣山である。
9時5分登り口を出発、9時50分4合目。
10時30分7合目、小休止とする。
写真は朝日岳をバックに入善のNさんです。
少し曇っているが見通しは良い。北アルプス剱から鹿島槍まで良く見えている。
今日はグループより、夫婦連れが多い。


11時頂上着。
頂上では恒例のラーメンを作って食べる。
12時下山とする、前回より1時間早い。
13時20分登山口着。
下山途中で若いカップルに離されないように少し駆け足をしたので、3日経った今日現在でも足腰が少し痛い。
今後は年齢に合った登山をすべしと強く思った。
写真は黒部川の川向いのMさんです。




鶴岡市にある羽黒山五重塔、国宝である。
今年はじめての五重塔巡りである。
富山自宅から6時間ほどかかる、自宅を9時ごろ出発した。
天気が良く、道中も快適である。


途中村上市の道の駅でアナゴ丼の昼飯を食べて、数10キロ一般道を走ってようやく着いた。
場所は高速道路の反対側の山の斜面である。
羽黒山に馴染んでいる。
さすがに若い人は見えない。


翌日帰りすがら、有名な弥彦神社に寄り道した。
お参りをして祈願することもないのでご利益は当然ないことになる。
先日の登山の影響でまだ少し足が痛い。




砺波市にある富山で一番古いお寺に出かけた。
創建は西暦703年とお寺の境内の説明板に記されている。
現存する建物は火災により焼失し、17世紀前半に再建されたとある。
鐘撞堂の近くの赤いもみじが緑の中に良く映えている。


山の中腹には斜面を利用した、由緒を感じさせる長い参道がある。
金泥だろうか、黄金の灯篭も奈良時代の仏教を感じさせてくれる。
因みにニューヨークのロックフェラーセンターのプロメテウス像は1930年代に金メッキされたものらしい。
17世紀の再建には井波の宮大工が来たそうで、本堂の彫刻が素晴らしく瑞泉寺以外では見ることが出来ないものだろう。
お参りする人は平日のせいかあまりいない。


本堂の下の石段のすぐそばには小さなお濠がある。
何年振りかで蓮の花を見た。
水蓮の葉っぱと薄桃色のコントラストはこのシーズンならではのものだ。
古寺にはお濠と水蓮が良く似合う。






国宝の三重塔ということで長野県上田市にある安楽寺へ出かけた。
このお寺は鎌倉時代に創建され、時の権力者の庇護の下に栄えたようである。
山門に通ずる石の階段がすばらしく、源実朝が暗殺され後世描かれた鶴岡八幡宮の絵を連想させる。
いろんな意味で鎌倉時代の出来事に思いを馳せることができる。


五重塔と違い、どっしりとした安定感があり時の宮大工の丁寧な仕事が感じられる。
そして鎌倉時代の禅宗の総本山の一つであったらしい。
因みに国宝の三重塔は13塔あり、五重塔の9塔より多い、こちらも時間に余裕があれば訪ねてみようと思う。


木組みの写真である。
八角三重の塔は思っていたよりも精巧に作られており、八角の木組みが素晴らしい。
構造としては五重塔の心柱方式ではなく、八本の柱に壁を取り付けた重層構造らしい。
また、他の三重塔は古今を問わず心柱方式が主であるらしい。






ピカソと同年代に活躍した同じスペインのミロ展へと富山県美術館に出かけた。
キュービズムの創始者の一人とされる。
土曜日でもあったので小学生の多さに少し戸惑った。
この絵はシンプルで分かりやすい。


ピカソのゲルニカを彷彿とさせる登場人物、動物が多い絵画である。どちらが先にこのような絵を描いたのだろう。
また、グッケンハイム美術館で見たピカソのかの有名な女性のキュービズムのポートレイトに少なからず感動したことを思い出した。






関越道の沼田インターを降りて尾瀬を横目に、国道で金精峠に向かった。
金精峠から見る男体山と奥日光の湯ノ湖の眺めは最高だ。
20数年前に宇都宮に単身赴任していたおり、1回だけこのルートを走った。
遠い記憶の中にこの眺めがあった。


金精峠を下り、戦場ヶ原を通り、右側に湯ノ湖を見、さらに進むと中禅寺湖が見えてくる。
さらに進むと華厳の滝の駐車場があり、展望台より写真を撮った。


日光東照宮の五重塔は東照宮と一緒に塗り替えているらしくすこぶる綺麗である。
今まで見た五重塔の中でも一番綺麗である。観光客も多い。
久振りに見る東照宮もうつくしい。
五重塔の芯柱の公開がなされていたが写真は不可とのことだった。


ご存知の三猿と眠り猫である。
中学校の修学旅行以来であり、どこにあるのか全くわからなかった、参拝の観光客に聞いて眠り猫の場所がようやくわかった。




  鳳台院五重塔

翌日、日光の近くの木造の五重塔ということで茨城県笠間市を訪れた。
1998年建立の総カナダ桧、銅板葺きの新しいものである。
こちらのお寺鳳台院は境内に行くまで道が細くて見つけるのに少し苦労した。
平成に建立するとは供養塔としての意味合いが強いのだろう。


お寺の入り口近くにあった大仏様である。
目をかっと開いた表情は訪れる人々の悪さ加減を私はいつでも喝破しているよといった 恫喝の意味合いもあり、正直に生きて欲しいという願いもあるのだろう。
曹洞宗の大きなお寺ではないが、五重塔と大仏様が揃っている珍しいお寺である。






東海北陸自動車道から女人高野とも別名がある、奈良の室生寺に向かった。
富山の自宅を朝8時に出発し、午後2時半過ぎに着いた。
綺麗にうわ塗りされており、檜皮葺きの上品な国宝である。
高さ16.2mであるが敷地の大きさがそれを感じさせないように作られている。


今日2番目の五重塔を目指して長谷寺に向かう。
境内から長い長い石の階段を上って要約五重塔にたどり着いた。足腰の弱い人には到底登れないような高い所にある。
元々三重塔があったらしいが、焼け落ちたために昭和29年に五重塔に建て替えたらしい。
昭和の新しい創建なので、綺麗な五重塔である。



  

  国宝法隆寺五重塔

2日目は法隆寺五重塔に向かう。
高さ31.5m、一層目が大きいので小さく感じない、五重塔である。
屋根の大きさが五層目は一層目の屋根の2/3となり懸垂の状態が写真でもよく分かる。
世界最古の五重塔である。


本殿とも良くマッチングしてる。朝8時過ぎに入ったので人が少ないことが何よりである。殆んど独り占めである。
この法隆寺には現役時代に取引先があったので数度来ているが、お寺の中に入ったのは初めてである。
もっと早くお寺の拝観した方が良かったと思いが強くなる。




  国宝薬師寺三重塔

家内が是非訪れたいという薬師寺に向かった。
このお寺には20数年前に一度きており、再度見たいということで来た次第だ。
隣には近年建て替えられた対となる新しい三重塔がある。
昭和の高田館長の建て替えの執念で国宝の三重塔以外は再建されている。




  国宝興福寺五重塔

13日最後の国宝五重塔である。
奈良公園の隣なので観光客で一杯である。鹿が至る所に陣取っている。
興福寺の五重塔は来年より修復になるのでしばらく見ることは出来ないらしい。
高さが50.1mあり、修復後の五重塔をもう一度見たいものである。




  金閣寺

ご存知金閣寺である。初めての拝観である。
実物は無論のこと、水面に映る金閣寺も美しい。
テレビなどではよく見ていたが、本物は天気が良かったこともあり、ゴージャス、ワンダフルである。。
アメリカ人の観光客に金閣寺はどうですかと聞いたら、上記の言葉が返ってきた。
今まで訪れたどのお寺よりも観光客が一番多い。
そして金閣寺放火事件を思い出した。犯人は統合失調症の僧侶見習いの大学生だったらしい。
国宝の金閣寺は消失し、現在は再建された重要文化財の金閣寺である。
こちらも再度拝観したいと思っています。


最後は仁和寺の五重塔である。
高さ32.7mの重要文化財である。
仁和寺も2回目である。
3日目最終日は天気が快晴で青空に金閣寺と五重塔が良く映えた。
今回の奈良、京都訪問は五重塔を見過ぎた感があった。





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