Trekking 写真 '18  to 亀戸天神社


 3月17日  新宿PIT INN
 3月25日  皇居乾通りの桜
 4月14日  国立演芸場
 10月 4日  藤田嗣治展
 11月 4日  ドイツフェスティバル
 11月25日  全国魚市場&魚河岸まつり
 12月25日  マリア カラス
 12月29日  第九 合唱
   
    


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  新宿PIT INN 坂田 明 セッション

今年初めての新宿PIT INNである。
最初に来たのが45年ほど前で、まだ伊勢丹の裏にお店があったころである。
当時、誰を聴いたか忘れてしまっているが、 同じ新宿のタローでの大野俊三のトランペット演奏の記憶がある。
ミュージシャンは坂田明、山下洋輔トリオ時代の演奏以来である。 ドラムスが芸大出身の森山威夫、超フリーJAZZ時代だった。
今日の演奏も1曲が1時間ほどのフリーJAZZ!
アンソニー・ブラックストンを思い出し、坂田の雄叫びは健在だった。 久し振りにLIVEの強烈な音圧に浸った。


PIT INNの入り口にはLIVEのポスターが貼ってある。
佐藤允彦や日野晧正、この20年ほどのミュージシャンはあまり知らない。
東京JAZZ2017に出演した日本人トリオのスイング感のない早い演奏にはビックリしたが、 ここPIT INNに出るミュージシャンはそんなことがないこと願う。
浅川マキのポスターも階段のところにあった。 「夜が明けたら一番早い汽車に乗るから!」のフレーズが懐かしい。
今日のPIT INNも私が一番年長だったと思うが、団塊世代の音楽趣味への回帰を感じた。




  皇居乾通りの桜

今年も皇居乾通りの桜の一般公開があった。
坂下門から乾門に抜ける通り道である。
大手町で降り、天気も良く、列に並ぶもすごい人出である。 老若うんぬんではなく、シニア男女の行列である。
連れて来られた子供が少し可愛そうだった。


青空とのコントラストが素晴らしい!りっぱな枝垂れ桜である。
こんなことを言っては何だが、六義園の枝垂れ桜の方がはるかに大きく、年数も経っている。
松の木は大きいが、桜の木はまだ小さいので戦後植えられたのだろう。
でも一般公開することへの関係者の努力に頭が下がる、今後もずっと続けてほしい。


何と言っても江戸城の石垣をバックに桜が眺めることが出来るのが凄い!
千鳥が淵の桜を連想させるとは言いすぎか?
徳川の時代には、江戸城には桜はなかっただろう。
松林で覆われる石垣を創造するのに難なくない。


濃い桃色の八重桜だ。まだ、若木だ。
30〜40年すれば壮大な姿をみせ、枝垂れ桜とともに乾通りの2大桜になるだろう。
外国人もみえる。韓国語は聞こえないが中国は聞こえてくる、中国人のほうが大陸的で心も広いということか!?
広い通りが溢れんばかりの人で往来している。
いにしえの江戸城に思いをはせた。




笑点メンバーの落語を聞きに国立演芸場に行った。
これまで歌丸、小遊三、たい平を聞いたので、今回のお目当ては円楽である。
今回のお題は観客を楽しませるのではなく、咄家の自己満足だったようである。
そう言えば先日ある演芸場では、笑点メンバーはテレビでのパフォーマンスは素晴らしいが 落語は「どうかな?」と言っていた記憶がある。



 上野鈴本演芸場 

4月26日、上野鈴本演芸場に出向いた。
こちらの演芸場は観光バスの座席テーブルと同じような折りたたみの小さなテーブルがあり、 落語を聞きながら飲めるところが嬉しい。
また、演者もお客を楽しませることに徹しており、場内は笑いで一杯である。



 立花家橘之助

今回の私のお目当ては橘之助!
江戸文化の粋な首のかしげ振りがJazzの粋なスイング(振れる)と同じように思えてならない。
端唄、新内、都都逸もその小粋な雰囲気が大好きである。
少し辛口だが、日本の小粋な文化を隅に追いやったのは演歌ではないかと思う今日このごろである。 こちらは首の振りが縦である。
JーPOPSも縦振りが多いので西洋社会には受け入れられない。 キャリーちゃんは首かしげのお人形のイメージが受け入れられたことの一因でもあると思う。




最近気になっていた藤田嗣治展に東京都美術館に出かけた。
時系列的な生き様が表示されていた。
私の好きな絵である。
自分の生き様を振り返っているようである。


女体に対し、周囲の人達が色々な意見を述べていることを猫ちゃんで表現しているのだろう。
雄猫は興味深々!メス猫は見るでもない、見ないでもない。エロスのの世相を反映しているのかもしれない。
それにしても猫ちゃんのしぐさが面白い。
第1次世界大戦を描いた絵も猫たちの喧嘩の仕草で表現していた。
この発想はどこから出てきたのだろう。
因みに藤田が評判を落とした太平洋戦争の絵は戦争の意欲高揚のものは避けられ、 悲惨さを描いたものだけが展示されていた。


藤田のパリ時代の恋人であろう!
側らに藤田自身をあらわす猫ちゃんがいる。
これが僕の恋人と言っているのだろうか。
パリでの若さを堪能している時だと思える。羨ましい限りだ!
晩年、パリに出て、先例を受けてキリスト教に生きがいを見出すしかなかったことが少し淋しい。
日本の画家では晩年宗教画に傾倒して行った人はいないように思う。
それとも戦争画と間逆のキリスト教の宗教画を描くことで、日本人への贖罪とフランス人にその存在を見せつけようということなのか。
アインシュタイン曰く、
  「神という単語は私にとって、人間の弱さの表現と産物以外の何物でもない。
聖書は敬うべきだが原始的な言い伝えの集まりだ!」




ドイツフェスティバル2018に東京都青山公園へ出かけた。
ビールとソーセージのイベントと言ってもよいだろう。
そのほか、ドイツ製の小物やワイン、ウイスキーも即売されていた。
小麦で出来ているというドイツウイスキーを機会があれば飲んでみようと思う。


まず、最初に食べたのはドイツステーキである。
網焼きなので焼肉感覚でかなり美味である。良く売れているせいか量がすくないのが少し残念である。
ほかには金賞を受賞したグリルベーコンというのも食べた。
いづれもビールには最高に合う。


ビールの方はゲーテが愛したという東ドイツ伝統の辛口芳醇ビール ケストリッツアー!
それから金賞受賞の白ビール ブロイヴァイス !
どちらも口に合い飲みやすい。
ドイツではビール祭りがあることが良くわかった!
フルーティなものやいろんなテイストのビールがあるとのこと。




全国魚市場&魚河岸まつり 2018に日比谷公園へ出かけた。
鳥取や東北からやって来て、お店を出している。
築地場外市場が日比谷公園でイベントをやっている感がないでもない。
それゆえに圧倒的に海鮮が多い!


ウニ、カニ、いくら、と美味しそうなものばかりである。
その美味しそうな海鮮は長蛇の列が出来てなんと1時間待ちである。 困ったと思って見つけたのがこの、濃厚魚介パエリア、この濃さ初体験! とあるように始めて口にした味わいである。
海鮮は美味しいと判っていて食べたいものである。
このパエリヤは濃いケチャップライスのようなとろみがそのままブイヤベースにとって変わっている。
虎ノ門に店があり、もう一回食べたいと久々に思った。


この全国魚市場&魚河岸まつりは 日比谷公園のイベントでは最大の人出であろう。
思うように動きまわれないほど人で溢れている。
来年も来て、今度は豊洲場外市場とどう違うか食べ比べてみたい!




TOHOシネマズ日本橋にでかけた。
都内で2館だけ、1週間の上映される映画「私は、マリア カラス」である。
ミュージシャンの自伝的な映画は沢山見たが、今回はその歌声に圧倒された。本当に脳天に抜けるような気持ちの良いソプラノである。
全盛期の1950年代に生で聴いていたら、JAZZファンではなくオペラファンになっていたことだろう!
自宅で改めてCDを聴きなおし、DVDも注文した。
おかげさまで先週のJAZZコンサートのノリの悪さが一蹴された。




年末恒例の第九合唱のコンサートにサントリーホールへ出かけた。
今回は前から4列目で生の音の中に浸ることができた。
バイオリンの生の音、周囲から迫り来るアンサンブル、演奏者の表情と、少し前過ぎたかも!
でも合唱の声楽の音量は素晴らしかった!
生の音ならではのフルオーケストラの演奏と音を堪能できた。
2018最後のコンサートを締めくくるにふさわしく、 今年一年間の健康的な生活に感謝し、来年への元気をもらった。





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