Trekking 写真 '15  to 深川七福神


 1月上旬  深川七福神
 2月下旬  湯島、亀戸天神梅まつり
 9月 5日 東京JAZZ 2015
 9月 8日 アンチ・エージングショウ 2015
   
    


戻る TOPページへ



  深川七福神

今シーズンから雪の季節は東京の下町で過ごすことになった。
まずは江戸文化漂う深川七福神巡り、大江戸線森下駅を降りてスタートである。
一番目の寿老人は、星の化身で、にこやかな微笑みをたたえ、 手には巻物を括り付けた杖、団扇や桃などを持っている
団扇は難を払い、桃は長寿のしるしである。
長寿延命、富貴長寿の神とされている。


二番目は布袋尊、弥勒菩薩の化身といわれ、いつも笑顔を絶やさず、 大きな袋には宝物がいっぱい入っおり、信仰の厚い人に分け与えたという。
笑門来福、夫婦円満、子宝の神である。
この七福神巡りの順路には正月15日まで幟がたっており次の行き先を示してくれる。


三番目は毘沙門天、四天王の一仏で、別名「多聞天」といい、
七福神の中で、唯一の武将の姿をしていて、右手に宝棒、 左手に宝塔、足の下に邪鬼天の邪鬼を踏みつけている。
七福神では、融通招福の神である。
上杉謙信が信仰していたことでも有名である。


四番目は大黒天、大自在天の化身ともいわれ、大国主命と神仏習合したものである。 一度仏となったが、人々に福徳を授けるために再びこの世に現れたという。
大地を掌握する神様(農業)でもある。大きな袋を背負い、打出小槌をもち、 頭巾をかぶられた姿が一般によく知られていて財宝、福徳開運の神である。


五番目は福禄寿、名前は、幸福の福、身分をあらわす禄、寿命を表わす寿の三文字からなり、中国、道教の長寿神。
南極老人星の化身であり中国の村や町に住み、人々の信仰を集めたといわれる仙人である。
長い頭、長い顎鬚、大きな耳たぶをもち年齢 千歳という。
長寿、幸福の徳を持ち、鶴と亀を連れて、左手に宝珠、右手に巻物を括り付けた杖をもつ姿が特徴である。
招徳人望の神様である。


六番目は弁財天、七福神の中で、唯一の女神で、元はインド河(水)の神であったが、 やがて音楽の神、言語の神となり日本に伝わった当初は、弁才天と呼ばれた。
その後、財宝・芸術に関係深い吉祥天の性格が吸収され弁財天といわれるようになり、 財宝を授けてくださる神へとなったものである。
知恵財宝、愛嬌縁結びの徳があるといわれている。
芸能界の女性には特に有名な神様である。


七番目は恵比寿天、七福神中で唯一の日本の神様。
いざなみ、いざなぎの二神の第三子といわれ、満三歳になっても歩かなかったため、
船に乗せられ捨てられてしまい、やがて漂着した浜の人々の手によって手厚く祀れれたのが、
信仰のはじまりと伝えられている。
左手に鯛をかかえ右手に釣竿を持った親しみ深いお姿の、漁業の神で、
特に商売繁昌の神様としても信仰が厚い。
これら七福神巡りは江戸庶民の信仰と行楽を兼ねた行事の一つであったことが覗える。


七福神巡りは途中には芭蕉ゆかりの地や相撲部屋、門前仲町のお寺等の江戸の名所が沢山ある。
最後は法乗院(深川えんま堂)。 江戸時代から「深川の閻魔さん」と親しまれ、近年復興した閻魔さまは、 高さ3.5m、幅4.5mの巨大な座像にハイテク技術を内蔵し、 光や音とともに閻魔さまの声で仏の教えが語られる。
閻魔様を前にすると、悪行三昧は無いが過去の無鉄砲、無茶な行為に関し反省の念がわいてくる。
足元のお酒の一升瓶と比べても閻魔様のお姿はずいぶん大きい。




  湯島、亀戸天神梅まつり 

2月の下旬に入ってテレビで梅の開花予想を報ずるようになった。
ということでまずは学問の神である天神様(菅原道真)を祭ってある 湯島天神の梅まつりに行く。
今日は2月27日であるが七部咲きの様相である。
湯島天神の回廊とともに眺める。


しだれ梅の隣にある「菅公一千年祭碑」。 一枚の石で出来ており、日下部鳴鶴が書いたという文字が連なって梅も石碑も立派なものだ。
そしてこの「菅公一千年祭記念碑」は各地の天神社にあるようである。


文京区の住宅地の中にあるので周囲のマンション群が少し残念である。
紅白の梅花のコントラストが美しい。
境内では赤い子顔のかわいいお猿さんによる曲芸をやっていた。


こちらの紅いしだれ梅の大きな木はほかでは見たことがなく、湯島の梅を象徴しているようである。 青い空に紅い梅の花が映え、春を感じさせてくれる。
平日であるが仲見世には人通りが絶えないようである。


こちらも下町の天神さまとして菅原道真公をお祀りする亀戸天神である。
神社の大きさは湯島天神をはるかにしのいでおりさらに荘厳な感じがして 江戸の賑わいを想像させる。
また東京の我が家からも歩いて30分余りで行けるウオーキングコースの一つでもある。


湯島天神では見かけなかった「ろう梅」である。
中国の唐の国から来たこともあり唐梅とも呼ばれ、中国名も蝋梅であったという。 別の説では花びらがロウ細工のようであったことや花の色が蜜蝋(みつろう)に似ているからとか、 開花すると甘い香りを放ち、淡黄色の花を咲かせ 花の外側だけでなく内側も黄色いのが特徴とある。


亀戸天神はスカイツリーから近く、夜のツリーの照明とのコントラストも楽しめそうである。
東京下町はいろんな場所からスカイツリーを望むことができる。
十数年前に水戸の偕楽園の梅祭りに足を運んだが、 梅ノ木の多さはさすがに大名庭園であり雄大さをかんじさせてくれた。
でも風情としては江戸の梅が上ということになるのだろう。




昨年から運動のし過ぎで体調を低下させ、しばらく山に行くのをやめている。
ということで毎年訪れている東京JAZZである。
アメリカはもとより日本、ヨーロッパのミュージシャンも出演している。
今年の目玉はサタデー・ナイトのポスターにもある青いメガネのグラミー賞のお娘ちゃんであろう。
今までには無い適度なショー演出のJAZZ VOCALの世界である。


日曜日の昼の部は 1st:モダンジャズ、 2nd:フュージョン、 3rd:現代音楽的ジャズで、 この3rdステージでは魂が宇宙を旅するような幻想的な世界を創りあげた。 私の息子のような若者に感想を聞くと、大変素晴らしい演奏とのことだった。


お昼から夜までやっている国際フォーラム前庭の屋台群である。
外国のものが選ばれており日本式の焼きそば、おにぎり、焼き鳥類はない。
シシカバブー、ペンネパスタ、ケイジャンライス、帝国ホテルの移動屋台車もある。
JAZZには関心のない周囲の人も集まってきてワインやビールと食事をを楽しんでおり、 席がなかなか空かないことが少し残念だった。




東京ビッグサイトで開かれているダイエット&ビューティショウに併設されて今年から始まった 第1回目のアンチ・エージングショウである。
健康寿命に関するシニアグッズが展示されていると思い足を運んだ。
しかしながら美肌のアンチ・エージングのためのサプリメント、健康茶、酸素カプセル等であった。
まだ名前が先行しているが2〜3年の内に誰もが求めるシニアのアンチ・エージンググッズが展示されること予感させた。


ビューティ関連ブースではビジネスチャンスを狙ったメーカーと美容関係者のそれぞれの思いが駆け巡っていた。 ある美肌ブースでは中国語や韓国語も飛び交っていた。
現代女性は経済的に余裕が在る分、 美容院に行くようなファッション的感覚で美肌にお金をかけることも厭わないようだ。





戻る TOPページへ
inserted by FC2 system